コールセンターブログ 電話にまつわるエトセトラ

元SVのお姉さん(自称)が電話のあれこれ教えちゃいます

コールセンターの職場紹介

明けましておめでとうございます!!
naoです。

 

皆さん、年末年始はゆっくりできましたか?
私は大好きなお酒を飲んで
心ゆくまで布団にくるまって大満足です^^

 

さて、年明け最初のテーマは
コールセンターの職場である
「オペレータールーム」の雰囲気について。

センターによってかなり違うと思いますが
特徴的な点をご紹介したいと思います。


オペレータールームの特徴1
カードキーによる入退出

オペレータールームは
電話のおかれたデスクがずらっと並んだお部屋です。
ここには専用のカードキーを使って入退出します。

つまりこの部屋にいつ・誰がいるかは
徹底的に管理されます。


オペレータールームの特徴2
持ち込み&持ち出しNG

私物の持ち込みはNGで、筆記具以外は持ち込めません。
とくに携帯電話・USBなどの
記録可能な媒体の持ち込みは論外です。

大きいセンターにはロッカールームがありますが、
ないところはオペレータールームの手前の部屋に
上着やバッグを置いてから入室します。

 

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職場にスマホは持ち込めません

 

また、休憩時は指定の透明バックを使うよう決められているセンターもあります。
デパートやスーパーでも店員の万引き抑制で使ってたりしますね。
それと一緒です。

オペレータールームは個人情報の宝庫なので
オペレーターがそれらを持ち出せないよう
バッグの中身も監視対象になります。

厳しい環境ではありますが
個人情報の流出や紛失は取り返しがつかないため
性善説で運営せず
日ごろから徹底してリスクヘッジをするのがコールセンターです。


オペレータールームの特徴3
デスク環境

デスク周辺はオペレーター同士の声が干渉しないよう
パーテーションで仕切られているところもあれば、
スーパーバイザーがオペレーターの様子に早く気付けるよう
オープンにしているところもあります。

また、お客様対応をする部屋なので私語は厳禁です。
業務に関係ない話は一切しません。

 

私のセンターではありませんが
あるオペレーターがクレーム対応中にもかかわらず
背後の席にいたオペレーターが近くの人と談笑してしまい
それがお客様に聞こえて大炎上したところもあるとか。

 

年末恒例の某バラエティ番組は私も大好きですが
コールセンター(とくにオペレータールーム)では
本当に「笑ってはいけない」のです。

 

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笑ったらタイキックじゃ済まない…

 

最近のヘッドセットはマイクの性能がよいので
周辺の音もけっこう拾ってしまいます。

そのため、ほかのオペレーターのマイクが
自分の声を拾ってしまうので
ご案内に関係すること以外は話してはいけないのです。

 

大変ストレスの多いお仕事なので
その日の気持ちを
その場で言いたくなる気持ちは
痛いくらいによくわかるのですが
社外でも、いつ・どこで誰が聞いているかわからないのと
対応内容は社外秘ですから
ルーム内外を問わず「こと・ばに・できな~い」のです。

 

ではストレスが溜まったらどうするのか。
次回はその辺りをお話したいと思います。

今年もよろしくお願いします~。

 

【第12回】コールセンター直伝! ストレス解消法 

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