コールセンターブログ 電話にまつわるエトセトラ

元SVのお姉さん(自称)が電話のあれこれ教えちゃいます

コールセンター直伝!ストレス解消法vol.2 つらい時はつらいと言おう

こんにちは。naoです。

 

突然ですが
昨年お話したストレスの解消法について
好評をいただいたので続編を考えてみました。 

around4070.hatenablog.com

 コールセンターで活躍してる人が
いまも小さからぬストレスを毎日感じているのかと思うと
いろいろ思い出すこともあり。。


■本当に嫌なら辞めればいい

 なんかね。もうありきたりなんですけど。
これに尽きるんですよね。

 

小さい子が知らない人に声をかけられた時の

「いかのおすし」っていう防犯標語がありますが

大人のストレスでも同じことが言えると思います。

 

・ストレスが多い方には行かない。

・(おもに精神的に)ヤバいと思ったらその場で宣言する。

・ストレスの元凶から離れる。

・周囲に知らせる。

 

ただ、スーパーバイザーが
少しでも信頼できる人なら

辞めたい気持ちでいっぱいになる前に
今の気持ちを話してみてほしいなと思います。


■つらい時に本当につらいこと

スーパーバイザーも
かつてはオペレーターでした。
現場のストレスや苦労は誰よりも知っています。

 

 つらい時、本当につらいのは
置かれている状況自体よりも
誰にも「つらい」と言えないことではないでしょうか。

 

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素直につらいと言おう

 

つらいと感じる気持ちに性別や年齢は関係ありません。
まずはスーパーバイザーに言ってください。

 

男性が女性SVに「つらい」って言っていいんです。
年上が年下SVに「つらい」って言っていいんです。

 

また、病んでいくのはオペレーターに限った話ではなく
スーパーバイザーも同じです。

 

心に余裕がなくなっていると
オペレーターのSOSに気づけないことも
あるかもしれません。

 

とはいえ
スーパーバイザーはあなたの身近な味方であること

忘れないでください。

 

ちなみに
スーパーバイザーにとってつらいのは
何も言われずに
ある日突然「辞めます」って
オペレーターに切り出されることです。。。

 

コールセンターのSVは

基本的には面倒見のよい人が多いです。

 

まったく初めての人が

たくさんあるお仕事の中からコールセンターを選んでくれて

ゼロからいろんなことを身に着けてくれて

そりゃうれしいわけです。^^

 

だからこそ

オペレーターがつらい気持ちをずっと抱えてたなんて気づいたら

今度はSVが追い込まれます。悪循環です。

 

オペレーターの皆さん、

SVのためにもあなたの心の声を聞かせてください。

 

■誰かのために頑張る

自分のために頑張れない時は
誰かのために頑張ってみる
…という方法もあります。

 

ストレスを感じやすい人は
責任感の強い人が多いので
「誰のためなら頑張れるか」

を問いかけると
前向きな気持ちになれたりします。

 

もちろん頑張りすぎは禁物ですけどね。

 

■ストレスは決してネガティブな感情ではない

「つらい時は伸びてる時」って言葉があります。
どこかで見かけた受け売りですが。

 

仕事でストレスを感じるのって
ちゃんとやろうとか
できるようになりたい
って思いの表れだと思うんです。

 

だからストレスを感じてる自分って
決してネガティブなんかじゃなくて
前に進もうとしている

超前向きな自分なのではないでしょうか。

 

その気持ちを大事にして
一体自分が何と真剣に向き合おうとしているのか
考えてみるよい機会だと思います。