コールセンターの業務内容(2) アウトバウンド
【前置き】
コールセンターは1種類ではなく
スーパーバイザーにもいろんな人がいます。
担当している業界やクライアント
スーパーバイザー個人の考え方や経験によって
別の見方もありますので
あくまで参考程度に気楽に読んでいただければと思います。^^
こんにちは。nao(ナオ)です。
今回は年内最終回です。
コールセンターではインバウンド業務が多く
業種柄、受け身のイメージがありますが
自発的なお仕事もあり
それがアウトバウントとよばれる業務です。
アウトバウンドとは
「アウトバウンド」とは
こちらからお客様にお電話をしてご案内する業務をいいます。
では、どのようなアウトバウンドがあるのか。
さっそくご紹介しましょう。
通販の購買促進
健康食品や化粧品の通販サイトでは
よくご購入いただいているお客様に
アウトバウンドでほかの商品のご紹介や定期コースをご案内します。
また、過去に購入履歴のあるお客様に
最近のご様子をおうかがい
お客様に合った商品をご紹介したりします。
通販業界は顧客の流出入が激しいため
お客様に長期的に自社製品をご利用いただけるよう
さまざまな取り組みを活発に行う業界のひとつです。
アウトバウンドは営業の要素があり
インバウンドとは違ってセールストークが必要です。
とはいえ、お客様のお話に耳を傾けないことには
お客様の状況や考え方もわかりませんので
アウトバウンドでも聞く力が必須なのはいうまでもありません。
法人向けの電話営業
「オフィスの移転を検討しませんか」
「インターネット回線の契約を見直しませんか」
こうした営業電話があなたの会社にかかってきたことはありませんか。
これらは法人向けの自社サービスをご案内をするために
コールセンターで行っているアウトバウンドだったりします。
新規営業は時間と労力がかかりますので
自社内ではやらずに
コールセンターが代行していることがあります。
金融、保険の督促
(年金とかもおそらくそうだと思いますが)
金融や保険の督促もアウトバウンドだったりします。
お金に関するご案内なので
お電話をすると120%嫌がられます。(汗)
お電話をしても出ていただけなかったり
ようやく繋がったと思ったら逆ギレされたり
正直なところ「あんまり実りのないアウトバウンド」ですが
目的は決まっているので
淡々と仕事がしたい方はある意味楽かもしれません。
電話調査(おまけ)
いまはスマホが普及してだいぶ少ないかもしれませんが
固定電話の時代はよく電話調査があったものです。
内閣支持率や、選挙前調査など公共性の高い調査から
民間企業による消費者アンケートなどもアウトバウンドです。
アウトバウンドのメリット
こうしてみるとちょっと難しそうなアウトバウンドですが
1ついいことがあります。
それはインセンティブがある(かもしれない)こと。
※絶対ではありません。
オペレーターは基本的に時給制ですが
アウトバウンドの場合は
従量制(出来高制)のこともあるので
トークスキルを磨いて成績を残すると結構稼げたりします。
野心のある方は
ぜひアウトバウンドにチャレンジしてみてください。
【第11回】コールセンターの職場紹介